恐喝 東京地裁立川 令和2年3月 量刑データベース

東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅前にある石埜法律事務所から、

弁護士石埜直樹が扱った事件の量刑データを提供させていただいております。

東京地方裁判所立川支部管内の事件が中心です。

他、東京地方裁判所本庁管轄、横浜地方裁判所管轄の事件が若干あります。

記事タイトルは、「罪名 裁判所 宣告年月」+「量刑データベース」とさせて

いただいております。罪名で検索していただければ、同種事案の量刑をお調べ

いただくことが可能です。

恐喝 懲役2年 東京地方裁判所立川支部 令和2年3月判決宣告

実刑・猶予の区別、猶予の内容:全部猶予、4年間執行猶予

実刑の場合の一部猶予:

宣告刑:懲役2年

求刑:懲役2年

累犯前科:なし

同種前科:なし

認め・否認の区別:認め

事案の概要:

被告人がネットで知り合った未成年者から、

遊びのための金を脅し取った事案。

暴力団関係者を装って、被害者を脅迫。

起訴状記載の被害額は、約29万円。

起訴されていない分も含めると、同一被害者が、

100万円超を喝取された。

起訴後、第2回公判前に示談成立。

総額105万円を毎月5万円ずつ弁済する

旨、合意。

支払開始は、判決後に設定されたため、

結審前の支払実績なし。

検察官は、強く実刑を求めてきた。

祖母が情状証人として出廷。

猶予の場合には、弁護人が市役所に連行して生活保護の手続をさせる

段取りとなっていることが、事実上考慮された。