覚せい剤取締法から覚醒剤取締法に法律の名称が変更になっております 刑事弁護人だより

覚せい剤取締法から覚醒剤取締法への名称変更について

法改正により、令和2年4月1日から、旧「覚せい剤取締法」が、

「覚醒剤取締法」に変更になっております。

法律の名称変更に伴い、条文中の「覚せい剤」という表現も、

「覚醒剤」という表現に変更になっております。

上記は、直接刑事弁護に影響する部分の改正ではありません。

ただ、過去記事や検索方法に関して、若干のお知らせがございます。

量刑データベースや保釈金データベースの罪名表記については、

実際に起訴された罪名で統一しております。

覚せい剤取締法違反で起訴された事件については、

「覚せい剤取締法違反」との表記になり、

覚醒剤取締法違反で起訴された事件については、

「覚醒剤取締法違反」との表記になります。

(両方で起訴された事件も存在します。)

法改正に当たっても、古い記事の表記に修正を加えてはおりません。

「覚醒剤取締法違反(旧 覚せい剤取締法違反)」

というような手直しは行っておりません。

そのため、覚せい剤取締法違反で記事を検索すると、

覚醒剤取締法違反の記事が表示されないことになります。

覚醒剤取締法違反で検索した場合には、旧名称の覚せい剤取締法違反

の記事は表示されません。

保釈金相場や量刑の傾向に、大きな変化はありませんので、

旧名称表記と新名称表記の記事の両方をご覧いただく方が、

より有意義かと思います。

ですので、覚醒剤関連に関してお調べでしたら、「覚せい剤取締法違反」の後に、

「覚醒剤取締法違反」でも記事をお調べいただければと思います。

*記事の検索は、サイドバーの検索窓からご利用いただけます*